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 落合博満…『応用』から編み出した神主打法 

張本は1981年に引退したからロッテでは落合とかぶっている。その年は落合が初めてのタイトルを獲得した年でもある。晩年の張本とデビュー間もない落合の出会いを張本が自身の著書で紹介している。



落合博満…『応用』から編み出した神主打法

文●張本勲 最強打撃力バットマンは数字で人格が決まる
 落合のバッティングを初めて見たのは、彼のプロ2年目。私がロッテに移籍した1980年(昭和55年)のことだった。確か7月のある日、高畠康真打撃コーチが「ファームにものすごい選手がいるので、一度見てもらえませんか」といってきた。さっそく川崎球場に出向いて彼の打撃練習を見てみると、なるほど上からきれいにボールを叩いているので、打球の回転が良く、途中からグングン伸びていく。外角低めのボールに対しても両腕がしっかり伸び、遠心力を使って飛ばしていく。
 品のある打球。端的に言うならば、そういう感じだった。私は高畠コーチに尋ねた。
「なんでこんなにいいバッターなのに、一軍に上げないの?」
返ってきた答えは、次のようなものだった。
「山内(一弘)監督が、今のままではインハイが打てないからダメだと」
 私と山内さんは、そのときは選手と監督の関係だったが、かつては東映の張本と大毎の山内としてタイトル争いをした間柄。オールスターではクリーンアップも組み、打撃論もよく交わした。野球に関しては素直というか純粋な考え方をする人だというのは十分承知していたので、双方の立場はさておき、ざっくばらんに進言した。
「誰がインハイを完璧に打てるのか。監督だって王や長嶋だって私だって、インハイを打てないから必死にファウルして、次の球を引き出していったんじゃないですか」
 当時のパ・リーグは前期・後期の2シーズン制。前期はロッテが優勝していたが、後期はルーキー左腕・木田勇を擁する日本ハムが強敵になる、というのが私の読みだった。まして日本ハムには木田以外にも、高橋一三、村上雅則、間柴茂有といった左の好投手が名を連ねていた。右打者の落合は貴重な戦力になると考えた。
「落合を一軍に上げてくださいよ」
 私の意見を、山内さんも「それもそうだな」と受け入れてくれた。
 結局、落合はこの年の後期シーズンから一軍に定着した。
 このころの落合は、後年「神主打法」と呼ばれた体の中央付近にバットをゆったりと立てるフォームではなく、極めてオーソドックスな、自然体の構えからスイングに入っていた。バットがトップの位置に入ったとき、若干グリップが下がっているように見えるのだが、実は体と一緒に沈んでいるだけなので、グリップは下がっていない。そして、前足をステップしたとき、凡人はグリップが体の動きにつられて前方に出かかってしまうのだが、落合の場合は弓を引くように、そのままの位置に残っていた。また、長嶋さんの項でも触れたが、たとえ左足が開いてもつま先が開かない。このあたりが落ち合いの長所だった。
 ライト方向にホームランを量産し、82、85、86年(昭和57、60、61年)と3度の三冠王に輝いたが、本質的には中距離バッターと言っていい。しかし、47ページ掲載の“ミートポイント図”の項でも説明したように、落合は外角球を2つのポイントでさばくことができた。狭い川崎球場を本拠地とするアドバンテージを最大限生かすべく、本塁打を打つコツを身につけたところに、彼の非凡さと賢さが表れている。
 先ほど「神主打法」について触れたが、これは独自に編み出した落合流の「応用」である。自分本来の形からもっと楽に、と考え、柳のようにしなやかにバットを操るフォームにたどり着いた。普通の指導者では教えられない形だ。
 良き指導者と巡り合うことが、野球選手にとって重要なテーマであることはすでに書いた通り。落合にとっても高畠コーチとの出会いは大きかったと思うが、その反面、いつまでもコーチのアドバイスに頼っていると、本当の自分の流儀が身につかない。したがって、落合クラスの選手になると、ある時期からはひとりでフォームを固めていったほうが、長い目で見てプラスに働きやすい。ちなみにワンちゃんも、荒川さんが巨人のコーチを離れたあとの73、74年(昭和48、49年)の計2度、三冠王に輝いている。


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