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 落合とスランプ 

落合は日ごろから良く調子の上がらない選手に対し「スランプという言葉が使えるのは長嶋さんと王さんだけ。あとは技術の問題」と言う。
スランプに対して豊田の面白い文章を見つけたのでご紹介。



五感を総動員してどん底に「光」を探す
文●豊田泰光NIKKEI VENTURE 2002.10

 掛布雅之が現役バリバリの頃、スランプ対策を問うと、「調子のいい時のビデオを観て調整します」と答えた。こいつはまだ本当のスランプを知らないな、と心配になった。パ・リーグ三冠王の落合博満も、最盛期に同じようなことを言っていた。案の定、二人ともその後長いスランプに陥り、苦しむことになった。
 「俺はもう一生ヒットが打てない」という思いが頭から離れなくなる。それがスランプだ。ちょっとした気分転換で直るような生やさしいものではない。いま、深刻な不況に直面する経営者にはわかってもらえるだろうか…。
 一流といわれるプロ野球選手にも「底なしのスランプに陥るリスク」は常にあり、みな戦々恐々としているのが現実だ。
 私自身の体験でいうと、スランプに陥るとまず眠れなくなり、食欲も失せた。そして「監督やコーチは、俺を信用してんのか」と周りの人間に対して猜疑心が芽生える。焦って夜通し素振りをしてみたり、技術書を読み込んでみたりするが何をやっても空回りで、ますます深みにはまっていく。
 野球選手の場合、こういう時に必ずといっていいほど一杯飲みに行って気分転換をしようと考える。しかし、結局やけ酒になって悪酔いし、翌朝、ますます気が沈むことになる。私は、知人の名刺を並べて、「人生、野球だけじゃない。クビになったら顔見知りの社長に雇ってもらおう」と真剣に考えたこともあった。
 七転八倒した末に、やっと見えてきたのは「『底』にあるのは『自分の身体』だ」ということだった。自覚できないレベルで、身体のバランスが崩れている。
 私は、大好物の酒を控えて寝酒程度にし、ぐっすり眠り、ゆっくり食べることを心がけた。すると不思議に猜疑心も失せ、身体も軽くなってくる。それまでのどん底が嘘のように、カーンとヒットが出るのだ。
 大切なのは、スランプ脱出の瞬間、どん底でつかんだ感覚を忘れないことだ。身体が復調しはじめた感覚、曇っていた心が洗われた瞬間の感覚は体験した者しかわからない。五感を総動員して、どん底に光の兆候をみつけた時、「底があるだけでもいい」という境地に初めて達し、次のスランプへの恐怖心も薄らぐ。
 一度、深刻なスランプから立ち直って「どん底での対処法」を身につけた時、人は一回り大きく、強くなれるのである。



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